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金 理有個展 "Symbolicus"

2018.04.13(Fri) - 04.28(Sat)

「壊塚」- インスタレーション

オープニングパーティー:4月13日(金) 17:00~
休廊日:日曜日・月曜日・祝祭日

Gallery Art Compositionでは金理有個展「-Symbolicus-」を開催いたします。

金は、SF、ストリートカルチャー、アニメなど現代的な文化に影響を受ける一方で、縄文時代に宗教儀式で使われたという器、
縄文土器からもインスピレーションを得ています。合理的、実用的な思考からは生まれ得ない造形に、人はなぜ創造し、追求し、
そして祈るのかという問いを見出します。
古代から現在まで、自然の摂理や運命の不条理に対する畏怖と驚嘆の念が人々を進化させてきたのでは、とも話します。
金は2009年に「神戸ビエンナーレ2009」現代陶芸展で準大賞を受賞、また2004年から多数の個展、グループ展で作品を発表してきました。
金の作品は2004年、2005年には、関西空港ラウンジにパブリックアートとして展示され、またアートフェア東京(2017)をはじめ、
KIAF/ART SEOUL(2011、2016)、シンガポールのArt Stage Singapore(2016)など国際的なアートフェアでも発表しています。
本展覧会では、「象徴」に意味を見出だしていく人間の思考にフォーカスしたインスタレーションを発表します。
力強く空間を創り上げる金理有のインスタレーションを是非ギャラリーにて体感下さい。

作家コメント
かねてより、縄文土器に興味を抱き研究書などを読み進める中で、縄文人が用いる象徴的なモチーフや図形に人間の人間たる所以を感じるようになりました。
そしてそれらは世界中の古代文化においても偏在します。我々の祖先は様々な図形や数字、モチーフの背後に何を見出していたのでしょうか。
ルーマニアの宗教学者ミルチャ・エリアーデはそのような人間特有の心性を指して「homo-symbolicus」という言葉を生み出しました。彼は
「シンボルは他のどんな認識方法でも捉えることのできない、実在の最も深いいくつかの側面を明るみに出す。イメージ、シンボル、シンボリズムは
心の場当たり的な創造物ではない。それらはあらゆる必要性に応えているのだし、また、ある機能を果たしているのである。つまり、存在の最も内密な
様態を剥き出してみせるのだ。」と論じています。
今回の展覧会は自身の活動の中でも、より抽象的な部分に留意した実験的な機会となります。


Artist Profile:

金理有

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