‐指標の忘却‐
 
 
渡邊光也 展
営業時間:11:00~18:00(土曜日は17時まで、最終日は16時まで)  
休廊日:日曜日,祝祭日
 
会期 2011年6月4日(土)~6月25日(土)
   
  オープニングパーティー 6月4日(土) 15:00~  
     
 
       
 
   
  約30年前に流行した「記号論」デジタル化が進む時代の中、
私は気になってしかがない。
この文明の進歩が物質の豊かさの反映の象徴である反面、
人間の精神的虚無化が進行している気がするのです。
    渡邊光也の作品は始めに詩文の制作があり、  
    その完成した文章の単語を画面に絵画的記号化を行う。  
    画面を見ると挿絵ではないことが一目瞭然です。  
    このアナログな作業をあえて今行う事に深い価値を感じざるをえない。  
    絵画の視覚的感覚から記号化された画面を知覚的に感じます。  
    この時代と逆行する行為はこれから私たちが創造しなくてはならない  
    新しい価値観のヒントが隠されているかもしれない。  
    そんな気持ちから渡邊光也をご紹介しようと考えたのです。  
   
ディレクター 関 和宏
 
     
     
    思考やその送受、ある体験からの乗り越えの事を考えると、  
  絶えず言語の問題が付きまとってくる。  
    しかし我々は、言語を用いらずにはいられない。  
    大切なのは、如何に新たな目的を再構築するか、ということ。
    制作は、そこに至る経路なのだろう。  
       
    そして言語に基づいた送受をもって、それでも誰かと繋がろうとするとき、  
    作品は亡骸のように振舞うしかない、のかもしれない。  
       
    忘却についての、サルトル「存在と無」からの引用
 
       
    「自己の個人的な存在を失って、他人たちとともに  
    集団的な存在へと構成されることである。」  
       
    ジャン=ポール・サルトル.1960.《サルトル全集〈第20巻〉  
    『存在と無』 第三分冊》人文書院  
       
   
渡邊光也
 
   
   
     
     
 
作家略歴
 
略歴  
1986 出生
2002 文化学院高等科美術科入学
2005 文化学院高等科美術科卒業
2006 和光大学表現学部芸術学科入学
2010 和光大学表現学部芸術学科卒業
   
展覧会  
2008 「O字路」 (和光大学 アートプラウニング室,和光大学)
  「浄土の目」 (アートギャラリー石,銀座)
2009 「アリス百花幻想」 (Span art gallery,銀座)
2010 「NUDE」 和光大学卒業制作展2010 (Bank ART Studio NYK 3階,横浜)
アーティストによる 時事放談展 (Gallery Art Composition,東京)
 
   
 
   
(C)Copyright2010 Composition Co.,Ltd.